田中学園 立命館慶祥小学校

 

元日ハム賢介氏の学校名「田中学園立命館慶祥小」に


プロ野球北海道日本ハムの元選手で球団スペシャルアドバイザーの田中賢介氏(39)は24日、自身が理事長を務める学校法人田中学園(札幌)が2022年4月に札幌市内に開校予定の私立小学校の校名について、「田中学園立命館慶祥小学校」に決まったと発表した。

田中学園は江別市で立命館慶祥中学・高校を運営する学校法人立命館(京都市)と連携協定を締結済みで、同小から同中高への特別推薦枠を設ける。

 田中氏と立命館の久野信之常務理事らが24日、札幌市内で共同会見した。

 田中氏は会見で連携協定の内容として、特別推薦枠の設定に加え、立命館が同小の児童募集に協力すること、教職員の人的交流などが盛り込まれたことを説明。

同小の具体的な教育プログラムとして、体育など実技教科の授業を英語で行う「イマージョン教育」を週10時間行うことや、田中氏自らが内容を企画する授業「Kタイム」を週1時間設けることなども紹介した。

 田中氏は「(小中高)一貫した教育で『世界に挑戦する12歳』から『世界に通用する18歳』につなげる。北海道から世界に羽ばたく人材を育てたい」、久野常務理事は「子どもたちの挑戦を後押しする志に共感した。6歳から世界を見据える今までにない学校を共につくりたい」と話した。

 同小の建設予定地は札幌市豊平区の西岡中央公園の隣接地で、来月にも着工予定。初年度は1~4年生を募集し、来秋にも願書の受け付けを始めたい考え。

学校HP
https://tanakagakuen.ed.jp/


北海道新聞から転載
2020.9.24